10月(神無月)の養生法 ~健康に過ごすために

《24節気》 ~ 寒露(8日)~ 霜降(24日)~

 

・寒露:昼よりも夜が長くなり、朝露が冷たく感じられる頃

・霜降:秋が深まる頃で、寒い地域では霜が降りはじめる

 

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われる通り、1年で1番過ごしやすい時期の到来です。

秋雨前線が終わり、カラッと乾燥した大陸の空気が入り込んできます。

 

涼しさの訪れとともに食欲が増し、食欲の秋の到来となります。冬の食糧不足と寒さ対策のために、動物は本能的にこの時期に飽食します。

 

秋-肺-鼻-皮膚-乾燥-辛-白……と関係が深いと言われます。

東洋思想での秋の臓器は「肺」で、肺は乾燥を嫌うため、秋は肺に潤いを与える必要があります。この頃から、加湿器やマスクの出番が必要になります。呼吸器系が弱い方は早めに対策をとりましょう。

 

 

 

食で重要なのが「辛味」となります。辛い物を多く食べると汗が出て熱を放散し、体を温める働きがあるため、この頃始まる朝の冷たさから肺を守る役割があります。辛味ばかり摂り過ぎると肝を傷めますので、肝=酸味、肝の母親である腎=塩味の2つの味を上手に足すと良いでしょう。

 

しかし、21日から立冬(11月8日)の前日までは秋の土用となります。土用は東洋思想では、土用-脾(現代では膵臓)-口唇-胃腸-湿気-甘-黄……と関係が深いとされます。年4回の季節の変わり目に必ずこの土用が配置されており、夏の土用だけが鰻パワーで定着しています。

 

脾は胃腸と関係が深いので、消化吸収に気を付ける必要があります。食欲の秋で食べ過ぎた胃腸をいたわり冬に備えなさい、と言っているのです。昔は秋のこの時期は刈り入れ時期のため農作業に追われて疲労し甘味も必要でしたが、現代では無理に摂るとかえって胃腸を傷めるケースがありますので気をつけましょう。

 

サンマ、イワシ、サバ、柿、栗、サツマイモ……旬のものを上手に摂りながら、食欲の秋を楽しみましょう!

 

 

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