2月(如月)の養生法 ~健康に過ごすために

《二十四節気》 ~ 立春(4日)~ 雨水(19日)~

 

・立春:節分の翌日。二十四節気の始まりで、1年の最初の日とされていた。

・雨水:雪が雨に変わり、雪や氷が溶けてくる。段々と春の気配がし草木がよみがえる頃。

 

昔は1年の始めとされ、八十八夜、二百十日などはすべて立春の日から数えています。まだ平野部でも雪が降り、寒さも厳しいですが、日照時間も長くなってきて少しだけ春の訪れを感じさせられる頃でもあります。

 

東洋思想では、冬⇒春となり、五臓も 腎⇒肝 にうつる時期です。

春-肝-風-目-筋-爪-怒(ストレス)-酸-青……と関係が深いと言われます。

 

動物は本能的に冬は動かない様にできていますので、この頃から人間もアイドリング開始となります。少しづつ身体を動かしていくと、春本番にしっかり動け、暑い夏を乗り切る身体ができます。新陳代謝も増加していきますので、1年間健康に過ごす身体を作るつもりで臨みましょう。

 

年末年始からの暴飲暴食を引きずっている方は、この節目の日に気を引き締めて、少食を意識して過ごしましょう。恵方巻なんて噛らないでくださいね。冬ごもりしてしまった方には、プチ断食がおすすめです。

 

肉食を控えお酒の量を落とすことで、春の臓器である肝臓が喜びます。肝臓を労わることで代謝や抗ストレス力が上がり、4月に仕事や家庭で環境の変化などがあっても、動じない身体になってくれます。

 

春の旬は山菜ですが、まだこの時期に収穫は難しいです。3月以降となるでしょう。しかも放射能の問題があり、静岡以北での野生の山菜は、未だに口に入れない方が無難です。

 

肝臓には昔から貝や柑桔系が良いとされます。酸味としては、柑桔以外にも梅干しは最高クラスの食品です。春でなくても1日1個、摂ることをお勧めします。貝では何といってもシジミです。これも産地に注意しましょう、東京湾附近も危ないです。

 

まだ寒いですので、小松菜やからし菜、春菊などの旬の葉物で温かい野菜スープをつくり、溶けだしたファイトケミカルもたっぷりいただきましょう。最後のインフルエンザ予防にも、ネギやニラを入れても良いです。大根やカブもまだまだ活躍してくれますので、漬物にしておくと良いでしょう。

肝は辛味を嫌いますので、普段何にでも七味を入れる方や、激辛が好きな方はこの季節は控えるようにしましょう。その時々にあった食生活をすることで、健康は全然違ってきます。昔からの知恵を生かして、医者いらずの身体を作りましょう!