2月(如月)の養生法 ~健康に過ごすために

二十四節気

 

《二十四節気》 ~ 立春(3日)~ 雨水(18日)~

 

・立春:節分の翌日。二十四節気の始まりで、1年の最初の日とされていた。

・雨水:雪が雨に変わり、雪や氷が溶けてくる。段々と春の気配がし草木がよみがえる頃。

 

 

立春は1年の始めとされ、八十八夜や二百十日などすべてこの日から数えていました。

まだ平野部でも雪が降り、寒さも厳しいですが、日照時間も長くなってきて少しだけ春の訪れを感じさせられる頃でもあります。

 

 

動物は本能的に冬は動かない様にできていますので、この頃からアイドリング開始となります。

少しづつ身体を動かしていくと、春本番にしっかり動け、暑い夏を乗り切る身体ができます。

新陳代謝も増加していきますので、一年間健康に過ごす身体を作るつもりでしっかり動かしていきましょう。

 

 

東洋思想の考え

 

東洋思想では、冬から春の移り変わりとなり、配当される五臓も【腎⇒肝】に移行する時期です。

 

春-肝-風-目-筋-爪-怒(ストレス)-酸-青……と関係が深いと言われます。

 

年末年始、新年会と暴飲暴食を引きずっている方は、2月4日という節目の日に気を引き締めて、少食を意識して過ごしましょう。決して恵方巻なんて噛らないでくださいね。冬ごもりしてしまった方には、プチ断食がおすすめです。

 

 

肉食を控えてお酒の量を落とすことで、春の臓器である肝臓が喜びます。肝臓を労わることで代謝や抗ストレス力が上がり、3・4月に生活環境の変化などがあっても動じない身体になってくれます。

 

食養生

 

春の旬は山菜ですが、まだこの時期は寒くて収穫は難しく、3月以降となるでしょう。しかも放射性物質の問題がありますので、静岡以北での野生の山菜は、口に入れないことをお勧めします。

 

肝臓には昔から貝や柑桔系が良いとされています。

春の五味は「酸」ですので柑橘系はおすすめです。それ以上にお勧めするのは、梅干しです。「酸」ですのでハチミツや砂糖などが入っていない昔ながらの酸っぱいタイプです。春でなくても1日1個食べることをお勧めします(梅干しも西日本のもの、しかも無農薬がベストです)。

 

貝では何といってもシジミです。これも産地に注意しましょう、東京湾の底もかなり汚染され危険です。

 

 

まだ寒いですので、小松菜やからし菜、春菊などの旬の葉物で温かい野菜スープをつくり、溶けだしたファイトケミカルもたっぷりいただきましょう。抗酸化作用がアップします!

 

ウィルス予防の観点から、ネギやニラを入れても良いでしょう。大根やカブもまだまだ活躍してくれますので、漬物にしておくと良いです。

 

 

春の臓器である「肝」は辛味を嫌いますので、普段何にでも七味唐辛子を入れる方や、激辛が好きな方はこの季節は控えるようにしましょう。

 

その時々にあった食生活をすることで、日常的な健康は全然変わってきます。昔から続く知恵を生かして、医者いらず薬いらずの身体を目指しましょう!