12月(師走)の養生法 ~健康に過ごすために

《24節気》 ~ 大雪(7日)~ 冬至(22日)~

 

・大雪:寒い地方では大粒の雪が降りはじめ、本格的な冬の訪れとなる頃。

・冬至:1年でもっとも昼が短く夜が長くなる。

 

朝晩の冷え込みが厳しくなり、日中の空気の冷たさも感じて、いよいよ冬が来た!と思わされる頃です。東京でもコートやダウンジャケットを着る人が増えてきて、気温も1、2月に向けてグングン下がっていきます。

まだ体が寒さに慣れていないので、しっかりと保温しないと風邪やギックリ腰の原因となります。外でも家でもしっかりと着こんでください。

 

また12月は忘年会シーズンとなり、暴飲による胃腸の疲れ、寝不足、年末に向けての仕事による多忙…と、何かにつけて免疫力が下がることばかりですので、普段の生活で意識して身体を労わることが肝要となります。疲れて免疫が下がると、インフルエンザやノロウィルスにもかかりやすくなってしまいます。

 

東洋思想では、冬-腎-耳-髪-骨-寒-塩-黒……と関係が深いと言われます。

 

食事では、冬野菜がズラッと並ぶ季節ですので、温まる鍋が一番のおススメです。水炊き、味噌、キムチ、豆乳…工夫次第で何種類もスープができますので、冬は鍋を楽しみましょう。冬の五味は「塩」ですので、本物の味噌を使った味噌味のお鍋がベストではないでしょうか。ご飯でも麺でもうどんでも、最後のシメが楽しみですね。

 

 

果物では何といってもリンゴとミカン。風邪対策、免疫アップとしても申し分ない栄養価ですので、1日1個どちらかを食べるようにしましょう。

 

さて、昔から冬至にはカボチャを食べて柚子湯に浸かる習慣がありますが…少し調べてみました。

冬至は1年で最も昼間が短い日で、以後は昼間が長くなり運が上昇し始めるということから、「一陽来復」の御目出度い日とされていました。

そこで、この日に「冬至七種(ななくさ)」を食べると幸運が得られる、という縁起かつぎが昔からあったのです。昔の人は語呂合わせが大好きですので、言葉に「ん」が2つ付くものを、「運盛り」という縁起担ぎとしてピックアップしました。

 

・南瓜(なんきん)=かぼちゃ
・人参(にんじん)

・蓮根(れんこん)

・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)

・寒天(かんてん)

・饂飩(うんどん)=うどん

カボチャは夏野菜ですが、体を温める食材で長期保存できます。そこで「長生きする」という意味もあったと言われます。また、語呂だけではなく、カボチャには、免疫力を高めるカロテンやビタミン類が豊富ですので、「風邪を引かなくなる」というのは、あながち間違いではないのです。

 

また、冬至に柚子湯に入るという風習は江戸時代のもので、これも「冬至(とうじ)」=「湯治」、「柚子(ゆず)」=「融通が利く」という語呂になります。冬至に体を清める「禊(みそぎ)」としての風習と言われています。また、柚子は香りが強く、邪気を払うという意味もあったようです。

 

寒くなると、外に出るのが億劫になり運動不足に拍車がかかりますが、屋外で無理に運動して汗をかくと身体が冷えてしまい逆効果となりますので、家やスポーツジムで筋肉を動かして、上手に熱を作りましょう。日照時間が短くなりますが、晴れた日は貴重な太陽の日差しを浴びることも身体にとっては大切です。

冷えは万病の元、体の中から温めて、この冬を乗り切りましょう!

 

 

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