即効! 咽頭(のど)痛のツボ
のどの痛み(扁桃腺など)
痛みの原因
風邪などによる「のどの痛み」…地味に痛いですよね。
唾を飲みこんだり、食事をしたりするのが怖くなります。
痛みの原因はのどの炎症です。
ウィルスをはじめとする外敵から体を守るために、のどの入り口の粘膜部分である「咽頭」が戦っている結果として炎症が起こります。
のどが乾燥するとより感染しやすくなるため、口呼吸の方や冬の乾燥は注意です。。
また、辛い物やタバコなどの刺激物ものどを痛めやすくします。カラオケでの歌いすぎや大声を出すのもほどほどにしましょう。
症状
初期段階では、炎症が起こり咽頭が赤くなって痛みが生じます。嚥下痛(唾を飲み込むときに痛い)が出て、食事をするのがつらくなってきます。
次の段階では咽頭にある扁桃(リンパ節)が腫れ、扁桃炎となります。免疫力の弱い子供がよくこの状態になり、発熱します。ここに常在菌がいる方は、疲れたりして免疫が下がると、この部分が腫れて痛みを出します。
咽頭にあるリンパ節は「ワルダイエルの咽頭輪」と呼ばれ、口蓋扁桃、舌扁桃、咽頭扁桃、耳管扁桃で構成されます。
いわゆる「扁桃腺」と呼ばれているのは口蓋扁桃、アデノイドと言われるのが咽頭扁桃です。口を開けて鏡で見えるのは、扁桃腺と言われる口蓋扁桃だけです。
対策
私はのどの痛みを感じたら速攻で龍角散を舐めるのですが……のど飴の中には糖分もたっぷり入っているものもありますので、あまり継続して舐めたくはありません。
真の効果かプラシボ効果か分かりませんが、私ののどの痛みは初期にこの飴ちゃんで1日で治ります。
うがい薬でガラガラする? 薬の成分が怖くてとてもじゃないですができません…
では他の方法は?
そう、そんな時にこそ東洋医学の神秘! 即効性のあるツボをご紹介です!!
東洋医学の神秘
即効性のあるツボはこの2穴!
脾経の「隠白」の移動穴(大都附近)
腎経の「大鐘」
上の絵のツボ付近を何か所か押してみてください。
最も痛みを感じる所が、貴方の「ツボ」です。ツボの位置は人によって違いますので、気を付けてください。
押して痛く感じるところに市販のお灸をしたり、指やペンの裏で圧迫したりしてみてください。
特に、「大鐘」は楊枝の頭の部分で軽くて良いので持続的に押すと効果が感じられると思います。
押しながら唾液を飲み込むと……痛さが変わってきませんか?
慢性的に扁桃炎になるかたは、免疫力が落ちるたびに常在菌が悪さをしますので、早めの鍼灸治療をオススメします!