地味~に痛い口内炎。しょっぱいものが触れた時の痛みはプチ地獄!!
口内炎の原因
一般的な口内炎は、栄養不足や疲労などから体が酸化して炎症反応としてできます。
これは、アフタ性(潰瘍)口内炎と位置づけられ、表面が削られたように炎症が起こり、唇だけではなく、頬の内側や歯茎、舌、喉など粘膜状のところにできます。
口内炎には「ベーチェット病」や「カンジダ感染」など、特殊な疾患が原因のものもありますので、口内炎の数が多かったり、2週間以上治らなかったり、極端に痛かったりしたら早めに医療機関を受診しましょう。
なぜ口内炎はできる?
何を隠そう、私自身が昔からよく口内炎になります。私の疲れのバロメーターとなっています。
口内炎ができる
↓
疲れが溜まって危ないよ!という身体からのサイン
↓
サインを無視せず、しっかり休む
人間40歳過ぎたら無理してはダメです、絶対身体に跳ね返ってきます。
身体(脳)からの「休め!」サインを無視すると、大病につながるのです。
個人個人でサインは違いますので、見逃すことがないようにしましょう!
やってみた!口内炎対処法
口内炎によくなっていたので、巷の対処法を色々試しました。
是非参考にしてみてください。
処方される口腔塗布剤
内科で処方される塗布剤。小さいチューブタイプのものです。
これが効き目が遅い!というか、口腔内に塗布するため、舌が触れてしまいすぐに溶けてしまいます。溶けるどころか、すぐに口のどこかをさまよっていることもあります……。
薬局で買えるボタンタイプ
薬局で買える円形状の口内炎に直接貼るタイプ。これも日中はボタンが邪魔で気になって無意識に舌でどかしてしまいます。
就寝時につけても、寝ながら舌で押しているのでしょう、朝起きたときにズレています……。
蜂のパワー
抗菌力で知られる「プロポリス」。これは効果覿面です!
しかし、スポイトで口内炎に1滴垂らすと…浸みてのたうち回るほど痛いです、が短期間で治癒します。
しかし、純粋なプロポリスは値段が高いのでもったいない気持ちになります。しかも強烈なため、口腔内に垂らした後に、唇や歯に黄色いヤニがつくので見栄えも悪いし落とすのも大変なのです……。
純粋ハチミツを用いるのも効果があります。プロポリスには劣りますが、中々の治癒力で、つけたときの痛みもそれほどありません。
しかし、糖分ですから虫歯の関係上就寝時につけることは憚れます。
純粋ハチミツはそこそこ値段も高いですが、プロポリスに比べれば全然手軽に購入できますのでおすすめです。使い道もいっぱいありますので。
口腔洗浄液
口腔洗浄液で口の中をうがいすることも効果的です。炎症部に付着する悪い菌を殺菌するからです。
同時に良い菌もいなくなるので、洗浄液が残らないように、すぐに水でうがいすると良いでしょう。
これは仕事中でもできますが、洗浄液の使い過ぎには健康上気を付けましょう。
ビタミン剤
昔からよくビタミン剤(B群)が効くと言われますが、口内炎ができてから飲んでは遅すぎます。
身体の栄養分を補充しているので、口内炎ができないように飲む、という予防効果のほうが高いと思います。
私はこのおかげかどうか、毎日ビタミン剤を飲み始めてからはめっきり口内炎ができなくなりました。
ビヤンネートル流の結論
色々と試してきて編み出した口内炎対処法は・・・
・食事をしたら洗浄液でうがいし、すぐに水ですすぐ。
・そのあとにハチミツを塗る。
・余裕があればプロポリスを就寝時に塗る。
・食事中に沁みるのが嫌な方は、食べる前にもハチミツを塗って膜を作ると良いでしょう。ちなみにプロポリスだと醤油も平気です。
このパターンをお勧めします!
口内炎治療のツボ
実は、鍼灸治療も口内炎に効果があります。
鍼灸治療は自然治癒力を活性するので、根本的な治療が可能です。先ほど試した中で言えばビタミン剤にあたります。
口内炎の対症療法はお灸になります。
手の大腸経の経絡に反応が出ます。下歯痛で使用するツボと同じです。
有名なツボである「合谷」をはじめ、「手三里」や「曲池」にも反応がでます。
そして、肺経のツボである「列缺」にも強い反応がでることが多いです。
口内炎の炎症が強い場合は、これらの反応のあるツボに数十壮お灸をすえます。(もぐさを捻って火をつけるお灸です)
お灸をすると、意外とその場の痛みが消えたりします。
口内炎は放置しても1週間前後で通常は治りますが、早めに治したい方は、指で押してもず~んと響きますので、是非お試しください!